8月
2011年08月15日
ちゃる at 16:07 | Comments(0) | 長野県に住み感じる事、思う事
愚痴とか文句垂れとかそんな感じ。
今日は8月15日。あなたは真っ先に何が浮かびますか。
正直、私は何も浮かばなかった…と言えばうそになるが、自分で一杯一杯だ。カレンダーで8月15日と確認した時、真っ先に去年の暗澹たる思いがよみがえってきただけであった。それを皮切りに・・・私は本当に8月というのは色々人生の大なり小なり岐路なり危険なりに立っていたように思う。
そんな余裕がない8月。今年も崖っぷちだ。
私が住んでいる長野県では毎年8月15日に「諏訪湖祭湖上花火大会」が行われる。全国的に有名な諏訪の花火大会。北海道にいる頃から素晴らしい花火の噂はよく聞いていた。
しかし・・・先ほどTVを見てて思う。「8月15日といえば終戦記念日。なぜこんな日に花火をやるのか?」と。花火というのはどちらかというと「祭」「納涼」という言葉のイメージを持っている。それ故になんで15日なのだろうかと。。。
このヒントらしきものは長野県諏訪市公式HPの諏訪祭湖上花火大会のページに書いてあった。
>昭和24年、終戦後の混乱の中で、市民が明るい希望を持ち一日も早く立ち直ることを願って、8月15日に諏訪湖で初めて開催された市民花火大会が起源となり、
毎年8月15日諏訪湖花火大会があるなんて長野に来て初めて知った。きっと、北海道にいたら「へぇ、花火大会あるんだ。お盆だからね~」で終わっていたと思う。
少し日付は遡る。今年の8月6日、この日、長野県の多くの地域でお祭りの雰囲気がラジオから流れてきた。最近始めたツイッターものぞいてみるとやはり地域ネタあたりは祭りの話題である。
今年の8月6日は長野びんずる、松本ぼんぼん、飯田の・・・と長野県の多くの地域がこの日、一斉にお祭りらしいと知った。長野県の多くの地域は「8月の第一土曜日」にお祭りという地域が多いそうだ。
だが、私が浮かんだ8月6日は「広島原爆記念日」である。なのに、多くの人は触れていない・・・。なんか違和感。この騒ぎについていけない自分。
6日の夕方、私はJR松本駅前にいた。丁度松本ぼんぼんがスタートする10分位前だと思う。大勢の老若男女が駅前にいた。行き酢柄、家族連れなど大勢とすれ違った。街中はいつもと違う熱気に溢れていた。7時だっただろうか、開始のアナウンスとともに踊りが始まった。
時々、松本ぼんぼんの誘いを何度も色々な人達から受ける。その度に私は断る。そしてその人達に問う。「松本ぼんぼんって祭りだよね。あの祭りは何の意味があるの?私には祭りと思えない」と。「祭りじゃなくてイベント」という人もいるが、それ以外のはっきりした答えが返ってこない。結局「皆が楽しけりゃいいじゃん」という回答になる。そして私は思う。「所詮その程度か」と。
ああ、一人「有形文化財に指定された由緒あるものだ」という人がいた。びっくりして調べたら松本市の指定ね、あ・・・そっと。その当人に「何故文化財指定なの?」と聞いたら答えれなかったが。
見たり踊ったりするのはいいが、もしこの日に日本のある地域で起きた出来事を忘れていたのなら、来年はちょっとだけでもどうか思いだしてほしいと思う。
なんだかんだ書いてるが・・・自分の事を完全に棚上げである。
私は多くの事に意味など求めない、求めたらきりがない。そして理解も出来ない。
だが、どうしても今年は6日の件がひっかかったのだ。そして15日今日、浴衣を着て歩いてる子をみてお祭りを思ってしまった。。。
お盆だから浴衣もいるだろう。そもそも浴衣は日本人の日常着だからいつ来てもおかしくない。それを見て違和感を覚えるのも時代なのだろうが。
元々、何らかの日付の設定の意味があったのだろう。しかし、現代は「黙祷を捧げて1日終わる人達」と「自分や周囲に笑顔を空や周囲に捧げる人」の2極化の日になりつつある気がする。
別にこれが普段の日なら何も思わなかったのだろうが・・・。
普段、私は敢えて戦争に絡んだ日に戦争の話題を出さないようにしている。どうも苦手なのだ、そういう日にそういう事を書くのは。意識はしているけれど…
だから、多くの人がきっとそうだと思いたい。決して忘れてるなんて思いたくない訳です。原爆が落ちた事、戦争があった事。
別に体験者じゃないけど、それは日本人として忘れてはいけない語り継がれる記憶だと思うから。
→2007年07月長野の祭り(ぼんぼんとびんずる)こんな記事を書きました。上とほとんど関係ないけど。
支離滅裂だ。
これにておしまい。

今日は8月15日。あなたは真っ先に何が浮かびますか。
正直、私は何も浮かばなかった…と言えばうそになるが、自分で一杯一杯だ。カレンダーで8月15日と確認した時、真っ先に去年の暗澹たる思いがよみがえってきただけであった。それを皮切りに・・・私は本当に8月というのは色々人生の大なり小なり岐路なり危険なりに立っていたように思う。
そんな余裕がない8月。今年も崖っぷちだ。
私が住んでいる長野県では毎年8月15日に「諏訪湖祭湖上花火大会」が行われる。全国的に有名な諏訪の花火大会。北海道にいる頃から素晴らしい花火の噂はよく聞いていた。
しかし・・・先ほどTVを見てて思う。「8月15日といえば終戦記念日。なぜこんな日に花火をやるのか?」と。花火というのはどちらかというと「祭」「納涼」という言葉のイメージを持っている。それ故になんで15日なのだろうかと。。。
このヒントらしきものは長野県諏訪市公式HPの諏訪祭湖上花火大会のページに書いてあった。
>昭和24年、終戦後の混乱の中で、市民が明るい希望を持ち一日も早く立ち直ることを願って、8月15日に諏訪湖で初めて開催された市民花火大会が起源となり、
毎年8月15日諏訪湖花火大会があるなんて長野に来て初めて知った。きっと、北海道にいたら「へぇ、花火大会あるんだ。お盆だからね~」で終わっていたと思う。
少し日付は遡る。今年の8月6日、この日、長野県の多くの地域でお祭りの雰囲気がラジオから流れてきた。最近始めたツイッターものぞいてみるとやはり地域ネタあたりは祭りの話題である。
今年の8月6日は長野びんずる、松本ぼんぼん、飯田の・・・と長野県の多くの地域がこの日、一斉にお祭りらしいと知った。長野県の多くの地域は「8月の第一土曜日」にお祭りという地域が多いそうだ。
だが、私が浮かんだ8月6日は「広島原爆記念日」である。なのに、多くの人は触れていない・・・。なんか違和感。この騒ぎについていけない自分。
6日の夕方、私はJR松本駅前にいた。丁度松本ぼんぼんがスタートする10分位前だと思う。大勢の老若男女が駅前にいた。行き酢柄、家族連れなど大勢とすれ違った。街中はいつもと違う熱気に溢れていた。7時だっただろうか、開始のアナウンスとともに踊りが始まった。
時々、松本ぼんぼんの誘いを何度も色々な人達から受ける。その度に私は断る。そしてその人達に問う。「松本ぼんぼんって祭りだよね。あの祭りは何の意味があるの?私には祭りと思えない」と。「祭りじゃなくてイベント」という人もいるが、それ以外のはっきりした答えが返ってこない。結局「皆が楽しけりゃいいじゃん」という回答になる。そして私は思う。「所詮その程度か」と。
ああ、一人「有形文化財に指定された由緒あるものだ」という人がいた。びっくりして調べたら松本市の指定ね、あ・・・そっと。その当人に「何故文化財指定なの?」と聞いたら答えれなかったが。
見たり踊ったりするのはいいが、もしこの日に日本のある地域で起きた出来事を忘れていたのなら、来年はちょっとだけでもどうか思いだしてほしいと思う。
なんだかんだ書いてるが・・・自分の事を完全に棚上げである。
私は多くの事に意味など求めない、求めたらきりがない。そして理解も出来ない。
だが、どうしても今年は6日の件がひっかかったのだ。そして15日今日、浴衣を着て歩いてる子をみてお祭りを思ってしまった。。。
お盆だから浴衣もいるだろう。そもそも浴衣は日本人の日常着だからいつ来てもおかしくない。それを見て違和感を覚えるのも時代なのだろうが。
元々、何らかの日付の設定の意味があったのだろう。しかし、現代は「黙祷を捧げて1日終わる人達」と「自分や周囲に笑顔を空や周囲に捧げる人」の2極化の日になりつつある気がする。
別にこれが普段の日なら何も思わなかったのだろうが・・・。
普段、私は敢えて戦争に絡んだ日に戦争の話題を出さないようにしている。どうも苦手なのだ、そういう日にそういう事を書くのは。意識はしているけれど…
だから、多くの人がきっとそうだと思いたい。決して忘れてるなんて思いたくない訳です。原爆が落ちた事、戦争があった事。
別に体験者じゃないけど、それは日本人として忘れてはいけない語り継がれる記憶だと思うから。
→2007年07月長野の祭り(ぼんぼんとびんずる)こんな記事を書きました。上とほとんど関係ないけど。
支離滅裂だ。
これにておしまい。
