8月

2011年08月15日

愚痴とか文句垂れとかそんな感じ。


今日は8月15日。あなたは真っ先に何が浮かびますか。

正直、私は何も浮かばなかった…と言えばうそになるが、自分で一杯一杯だ。カレンダーで8月15日と確認した時、真っ先に去年の暗澹たる思いがよみがえってきただけであった。それを皮切りに・・・私は本当に8月というのは色々人生の大なり小なり岐路なり危険なりに立っていたように思う。
そんな余裕がない8月。今年も崖っぷちだ。


私が住んでいる長野県では毎年8月15日に「諏訪湖祭湖上花火大会」が行われる。全国的に有名な諏訪の花火大会。北海道にいる頃から素晴らしい花火の噂はよく聞いていた。
しかし・・・先ほどTVを見てて思う。「8月15日といえば終戦記念日。なぜこんな日に花火をやるのか?」と。花火というのはどちらかというと「祭」「納涼」という言葉のイメージを持っている。それ故になんで15日なのだろうかと。。。
このヒントらしきものは長野県諏訪市公式HPの諏訪祭湖上花火大会のページに書いてあった。

>昭和24年、終戦後の混乱の中で、市民が明るい希望を持ち一日も早く立ち直ることを願って、8月15日に諏訪湖で初めて開催された市民花火大会が起源となり、

毎年8月15日諏訪湖花火大会があるなんて長野に来て初めて知った。きっと、北海道にいたら「へぇ、花火大会あるんだ。お盆だからね~」で終わっていたと思う。



少し日付は遡る。今年の8月6日、この日、長野県の多くの地域でお祭りの雰囲気がラジオから流れてきた。最近始めたツイッターものぞいてみるとやはり地域ネタあたりは祭りの話題である。
今年の8月6日は長野びんずる、松本ぼんぼん、飯田の・・・と長野県の多くの地域がこの日、一斉にお祭りらしいと知った。長野県の多くの地域は「8月の第一土曜日」にお祭りという地域が多いそうだ。

だが、私が浮かんだ8月6日は「広島原爆記念日」である。なのに、多くの人は触れていない・・・。なんか違和感。この騒ぎについていけない自分。
6日の夕方、私はJR松本駅前にいた。丁度松本ぼんぼんがスタートする10分位前だと思う。大勢の老若男女が駅前にいた。行き酢柄、家族連れなど大勢とすれ違った。街中はいつもと違う熱気に溢れていた。7時だっただろうか、開始のアナウンスとともに踊りが始まった。


時々、松本ぼんぼんの誘いを何度も色々な人達から受ける。その度に私は断る。そしてその人達に問う。「松本ぼんぼんって祭りだよね。あの祭りは何の意味があるの?私には祭りと思えない」と。「祭りじゃなくてイベント」という人もいるが、それ以外のはっきりした答えが返ってこない。結局「皆が楽しけりゃいいじゃん」という回答になる。そして私は思う。「所詮その程度か」と。
ああ、一人「有形文化財に指定された由緒あるものだ」という人がいた。びっくりして調べたら松本市の指定ね、あ・・・そっと。その当人に「何故文化財指定なの?」と聞いたら答えれなかったが。

見たり踊ったりするのはいいが、もしこの日に日本のある地域で起きた出来事を忘れていたのなら、来年はちょっとだけでもどうか思いだしてほしいと思う。



なんだかんだ書いてるが・・・自分の事を完全に棚上げである。
私は多くの事に意味など求めない、求めたらきりがない。そして理解も出来ない。
だが、どうしても今年は6日の件がひっかかったのだ。そして15日今日、浴衣を着て歩いてる子をみてお祭りを思ってしまった。。。


お盆だから浴衣もいるだろう。そもそも浴衣は日本人の日常着だからいつ来てもおかしくない。それを見て違和感を覚えるのも時代なのだろうが。


元々、何らかの日付の設定の意味があったのだろう。しかし、現代は「黙祷を捧げて1日終わる人達」と「自分や周囲に笑顔を空や周囲に捧げる人」の2極化の日になりつつある気がする。
別にこれが普段の日なら何も思わなかったのだろうが・・・。


普段、私は敢えて戦争に絡んだ日に戦争の話題を出さないようにしている。どうも苦手なのだ、そういう日にそういう事を書くのは。意識はしているけれど…
だから、多くの人がきっとそうだと思いたい。決して忘れてるなんて思いたくない訳です。原爆が落ちた事、戦争があった事。
別に体験者じゃないけど、それは日本人として忘れてはいけない語り継がれる記憶だと思うから。


→2007年07月長野の祭り(ぼんぼんとびんずる)こんな記事を書きました。上とほとんど関係ないけど。


支離滅裂だ。
これにておしまい。















  


松本の街にベンチが1つ増えたこと。

2011年05月25日

4月のいつだったかな・・・・「ちゃるさん、千歳橋(松本城近く)の上にベンチが設置された!」というメールをもらった。そして先日やっと自分の目で確かめに行く事が出来た。





最初にベンチを見た時は観光客らしき人が座っていた。なんだかうれしくなり、誰かわからないけど設置に携わってきた全ての人にありがとうと思った。


去年の秋に「街から消えたベンチ」というタイトルで松本城近くの橋の上のベンチの話を書いた。内容はベンチが設置されたと思ったらあっというまにベンチが撤去されていたという内容だ。これについては後日、コメントをいただき、残念ながら当初から短期間の設置であったという事であった。


ある方が市へ千歳橋の件を含めベンチの事などをメールで送ったら市から返事が来たという。
ベンチはきっとこういった小さな積み重ねも多少はベンチの設置に関わってきたのだろうと思っている。


歩く人にやさしい街へ。
以前に書いた引用になりますが
>今、松本に必要なのは綺麗な建物よりも「歩いて暮らせる街への取り組み」
この考えは今でも変わりません。そしてそのような街へと発展していく兆しの前兆であってほしいと思った日でした。



<ベンチ関連>
松本の街にベンチが欲しい 1
松本の街にベンチが欲しい 2
松本の街にベンチが欲しい 3
松本の街にベンチが欲しい 4・・・最後


  
タグ :ベンチ歩く


「カミ雪」「シモ雪」???

2011年02月16日


今日、ある方のブログで「カミ雪」だったという事が書いてあった。そういえば・・・先日、彼氏が「カミユキ」だと呟いた。何度聞き直しても「カミユキ」と聞こえる。

なんすか、それ・・・。本人に聞いたら「カミ雪・シモ雪って聞いた事ない?」といわれ、あるのかもしれないが・・・記憶にない。ってか、それ何?という状態でして。。。
なんか聞いたけど忘れた。確か「湿った雪=カミ雪」「軽い雪=シモ雪」だったと聞いた覚えがあるのですが、何ともあやふやで・・・


ネットで見ると諸説色々あるみたいですねぇ。。。ってか、長野県での表現なんですね。ちなみに北海道では「湿った雪」「ベチョベチョの雪」「サラサラ」とか人によって表現は様々で・・・特に「湿った雪=○○」「軽い雪=○○」と共通の呼び名はなかったかと思います。

まだまだ知らない事が沢山ありそうですね。こういう何気ない発見がとても新鮮です★




  


カフェギャラリー スプーンアート

2010年12月18日

長野県のJR穂高駅前徒歩1、2分。駅前通りを歩けばすぐわかる。下記の写真。賑やかな外観に心ひかれて思わず入店。



訪問したのは5カ月以上も前なのですが、今頃やっとアップします。
店名は「カフェギャラリー スプーンアート」です。お店の名前の通りカフェ+「スプーンやフォークを使って動物や昆虫他ユニークなインテリアを展示販売しているお店。
(店内の写真とブログに載せる事はお店の方に了承頂いてます)



お昼は済んでいたのでブルーベリージュースだかを注文。濃くておいしかったです。また、ランチもあるようなので、今度はランチ・・・と思いつつもう5カ月以上、穂高駅前訪れていないんだけど^^;









写真はわりとおとなしめの部分しか写してませんが。。。
写してませんが絶対行ってほしいのはトイレだね、トイレ。いや、ありゃ芸術っすな。あと2Fとかとにかくお店の隅々まで見どころ満載!!
さらに・・・ドリンク1つ注文しただけで運んでくるトレイがさ・・・「ハァ!”?★××!!?」って感じでね。何パターンかあるらしいですよ。あ、どんなの運ばれてきたのかは・・・実際行って確認して来てくださいね★



余談ですが、店内のテーブルや椅子は廃材を使って作っているとの事。座りやすい椅子と机の高さだったように記憶しています。
今までの私は「スプーンはサジ」「フォークは箸のかわり」でしかありませんでした。それ以外に形を買えるという事は一度も考えた事がなかったですね。
このお店に思うのは子供でも大人でも本当に楽しめる愉快なお店。独創性とアイディアに富んだお店でした。店員さんの女性の方も笑顔で楽しそうで好印象でした。

穂高神社から徒歩数分の距離ですので、近くに行くなら是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか。ただし「カフェ」なので見学だけは不可との事。必ず何か頼んでください。cafeですから。

ああ、そうそう。もう一つ付け加えておくと・・・。
一定金額以上のスプーンアートを買うとスプーンマンという謎の隠れキャラ的な人が出現するそうです。先日はお会いできなかったですが、次はお会いしてみたいですね(笑)


「カフェギャラリー スプーンアート」(スプーンマン(松原 弘己)公式HP
安曇野市穂高5968-3




  


地域情報サイト「コンパス長野」

2010年10月19日


9月末、長野市の情報サイト「コンパス ながの」という地域情報サイトが開設されました。このサイトには「長野を旅する人と長野で暮らす人のための地域情報サイト」と書いてあります。

主に長野市中心になるようですが、グルメ・ショッピング・カルチャー等や、宿泊・レジャー等幅広い分野での情報サイトのようです。
また、イベント情報が毎週金曜日更新というのもいいですね。イベント情報サイトって分散化してるのでこちらに期待したいです。

後、サイトをみてて便利だと思ったのは一般的なグルメやショッピングだけではなく「医療」「交番・郵便・金融機関」のジャンルがありました。特に医療は「内科・外科・歯科」等から「薬局 ・ ドラッグストア ・ 漢方薬 ・整体 ・ 整骨・動物病院」等と多彩なジャンル別がとてもわかりやすいサイトだと感じます。電話帳的な項目といえばそれまでですが、自分の生活圏においてこのような細分化したサイトがあると便利だと思いました。(知らないだけかもしれませんが)


余談ですが、私が引っ越してきた時に困った事は日常生活の事でした。病院の場所がわからない、郵便局がわからない等です。ネットで検索すれば出てきますが、結構面倒といえば面倒。また、土地勘が有る無で検索の時間がある程度変わる人も多いと思うんですね。そう考えると、このコンパス長野のように分野に分け、更に細かい項目で病院の一覧や駅周辺の「交番・郵便局・金融機関とATM」のMAPというのは観光客だけではなく引っ越してきた人等にもとても便利ではないのでしょうか。

地域が違うから何とも言えないけど・・・もし、自分の街でコンパス長野みたいなサイトの項目にプラスしてほしいとすれば「ハローワーク」と「証明写真」のマップかな。これもやはり引っ越してきた時に最初に困ったことの一つなんです。長野は市の状況はわからないのですが、松本は以外にカメラ屋が街中に見当たらない気がします。実は今週中に写真は証明写真サイズが1枚必要なのですが、パッと浮かばない。(自動証明写真含む。)
そんなのもあればいいなと思いました。


まだ、先月9月末に完成したばかりのサイトのようですので、確かにまだまだ不十分な面も正直多々あると思います。ですが、まだスタートしたばかりです。個人的には今後大いに期待したいサイトだと思います。


最後に。このサイトの情報はナガブロ内にて長野駅前を楽しむブログ~時々ECOの管理人kubokenさんがブログ内で前々から構想を抱いて実現されたようです。本当におめでとうございます。地域は違えど陰ながら応援させていただきたいと思います。

長野の地域情報サイト「コンパスながの」完成



  


蕎麦

2009年12月30日


長野に引っ越してきて早7年弱。当初「信州=水・蕎麦」と非常に期待していたが、今はほとんど蕎麦屋でそばを食べなくなってしまた。実家戻ったら蕎麦屋にいくんだけど。。。

蕎麦屋さんで蕎麦を食べる度に何かしら不満に思う事がある。接客云々とかいいうのはさておき、そばの味についてだ。「文化の違い」なのだろうけど、不満やへぇ~と思った事を書いていこうと思う。


1、蕎麦茶について。
席について最初に運ばれてくるお茶。これを見た感想は「あ、そば茶か。。。」と凹む。ここですかさずお水を頼む事もある。とにかく席に座ると「蕎麦茶」を運んでくる店がとても多い。これにはびっくりした。

蕎麦茶でもいのだが、蕎麦を食べる前に蕎麦茶を飲むと蕎麦茶の香りが口や鼻の奥に残っているのか蕎麦の味が微妙にかすむ気がする。最初に出す飲み物は個人的な要望として「蕎麦打ちに使う水」を出してほしいと思う。食前に蕎麦茶と水、または食後に蕎麦茶をだすのなら賛成なのだが。。。
折角なのだから最初の一口目は蕎麦と水だけで味わいたいと思うのです。
蕎麦茶のお店で別にお水を頼んだら「水道水だよ、これ(涙)だったというそば屋も多く・・・それもそこそこ味の評判がネットで高評価だったり、地元の方に聞いたお店でも何度かありました。水処信州、そしてここは蕎麦屋でしょ???と。

2、漬物
席に座るとお茶と一緒に漬物が運ばれてくる。またはもりそばに漬物が別添えで乗ってくる。何故そばを食べる前に漬物??と。漬物や佃煮やおひたしなんて店もあるけどね。これも面白い。
どうやらこのあたりはお茶うけに漬物を食べるから、お茶受け的な要素なのだと理解している。だが、私は出された漬物は大抵蕎麦を食べた後にいただく。
これも地域の文化の一つなのだろうね。蕎麦以外にも楽しめて面白い。店で出される漬物は市販、自家製と特に決まっていない。自家製漬物はまた味わい深く食べる楽しみがあるのだが、やっぱり蕎麦の味を味わいたいので漬物のように味の濃いものは食後に私は食べています。

そそ、過去、野沢菜に化学調味料を真っ白になるまでかけて出してきた蕎麦屋。あれには絶句した(汗


3、味付け
全ての食べ物において好みだけど、私はどうも信州そばのつゆにドボンとつゆを大量につけるのが馴染めず。つゆはほとんどつけないで食べるのが好きなんだけど、つゆが甘いのがどうも苦手だ。最初の一口に関してはつゆをつけずに蕎麦だけを口に運ぶ。次は持ってきた塩を軽く振って食べる。最後にやっとつゆを付け食べるという事を行っていた。自分は正直塩と水があればそれだけでそば1枚平らげたい時もある。。。
つゆにつける事で蕎麦の風味が失われるように感じる蕎麦もあるから。。。

こちらに「水そば」「塩そば」の文化がないのは承知だ。だが折角そばの味が美味しいと自信があるのならもっとそばの風味を楽しめる方法を工夫してほしいと常々願う。
先日蕎麦屋で塩があったがピンク岩塩でそばの味が私は壊れたように思うがそのオーナーさんのこだわり等は伝わり、好感はもてた。ごく少量でいいからそのそばに合う塩があると目の前のもりそばがすごく楽しめる事がある。蕎麦つゆだけではわからない蕎麦の味が楽しめるのだ。
塩も申し訳ないのでこっそりかけてる事がある。味に自信があるからなんだろうけどね。ただ、こちらとしては正直不満が残る事が多いというのも事実。。。美味しいそばを食べたくてお店に入るわけだから。

蕎麦は「つゆ」が定番ともいえる食べ方だし、このスタイルが定着してるというのは多くの人がこれに納得してるのだろう。だから私の考え方は「おまえ味覚おかしい」と言われてもしょうがない。ただ、どうしてもこの中で譲れないのは「水」だろうか。是非、信州でも「つゆを付けて食べる前にまずは水につけて味わってください」というのが定着しないだろうか。蕎麦に自信があるのなら。過去1,2件そんな店もあたったけど。たったそれだけ。。。この界隈でも味に自信がある店は是非そうしてくれないだろうか?と思うのでした。。。



  
タグ :蕎麦思う事


フジドリームエアラインズとまつもと空港と・・・

2009年11月27日


まつもと空港問題、ホォーと。
今更ですが。

>フジドリームエアラインズ(FDA、静岡県牧之原市)は11月18日、長野県からの要請を受け、松本~福岡、松本~新千歳の2路線の運航について検討する意向を発表した。
「フジドリームエアラインズと長野県、信州まつもと空港発着路線で協議へ」・・・「みんなの空港新聞」


フジドリームエアラインズって・・・確か鈴与系列か。
必死だな、長野県(笑)

そうだね、フジドリームエアラインズが引き継ぐ事により変わるのならいいのだが。
一応毎日運行になりそうですね。搭乗率をあげるためには必須ですよね。でも、人が集まらなければ赤字凄いだろうなぁ。

そりゃ空港あれば便利ですから。高くたっていざというときに使えますから、私。実家札幌なんで。でも、今回の帰省、羽田からスカイマークで片道(2日前に予約)9700円で帰りました。自宅から羽田までの交通費もバスを使って2500円程度。貧乏人は高くて使えないな、あの空港(苦笑)
「まつもと空港存続問題2009」を含めなんども書いてるが私はこの街に赤字の空港を存続させる意味がわからない。県民に意思を問えと再び私はここに書く。
長野県民が必要とするものは何か。松本近郊の人たちがこの赤字空港をどう捉えるのか。有識者とか経済界とかの人たちではなくもっと一般人の意見を聞いてくれと思う。
空港を存続させる事で長野県、そして空港のある松本市に将来のメリットはなんなのか。

赤字の負担はまっぴらである。
フジドリームエアラインズに期待するしかないか。だが長野県も「搭乗保証率」やろうとしてるでしょ。。。その金ってどこから出るんだよ??

目先にとらわれてはいけないとは感じている。空港があるとないとで街の発展、ひいては県の発展は大きく変わる可能性も大だ。ここで空港を潰せば次に空港をつくれるのは何十年先だろうか。いや、百年先かもしれない。
だがこの街は県は一体何をしてきたのか。ここ数年やっと騒ぎ立ててるようだが滑稽極まりない。AirDOのように道民割引でもあるのか?松本空港の冬季利用制度なるもの(3人以上だとお金をごくごく少ない金額を返してくれる)なんてのはあったが、私一人で全然使えないな。協力する気にもなれん。
その土地に本当の魅力や街にもてなしがあれば自然と人は集い滞在していく。交通の便が悪ければ旅行会社があれこれ手段を講じてくる。個人は個人で車なりバイクなりと集ってくると思う。


今の取り組みを見ている限り空港を活性化するのに協力したいと私は思えない。運賃云々以前の問題だ。

松本ー札幌便を本当は使いたい一乗客が思ったこと。























  


雨とか川とか他呟く。

2009年10月26日


今朝、携帯メールをみたら「降水確率6~12時:90%/12時~18時100%/18時00時90%」と記載されている。慌ててとび起きてお弁当を作った。っていっても、夕飯残りのドライカレーとサラダを用意しただけ。朝からあれこれ作る気はない。
でもさ、作り終わって気がついた事。「今日は出勤時間が遅い日だった」というよくあるオチです。
早起きは三文の得といいますが・・・。確かにお弁当作った分お金は浮いたか。それを得と思うか早起きを損と思うか。う~ん、損得の間をとってチャラにするか。「どっちでもないかな」というところで。


降水確率は出した人にも夜のだろうし、地域にもよるのだろうけど・・・ココ1年、某会社の降水確率メールを受け取っているが、丸1日降水確率が90%を越えた日が記憶にない。他県が台風被害で大変な時も1日中降水確率が90%を越える日なんてみた覚えがないのだが・・・。
考えてみたら近隣の諏訪や岡谷、辰野辺りは数年前に水害が起きてお亡くなりになられた方もいたと記憶している。そう考えると、距離的に数十キロしか離れていないこの辺りだっていつ水害が起きてもおかしくはない。(地球上安全な場所なんてないけどね)

自分の住まいの地域の話。ここ数年雨の量が年々減っていたなというのは身を持って感じていた事。今年になってやっと少し雨の日が増えたかな・・・と感じるけんどね。近くの川が特に変化を感じる。6年前に引っ越してきた当初、結構豊富な水量だったのが、翌年位からだろうか、川の水量がどんどん減っていく。私が引越してきた当初は白鷺や鴨が泳いでいたが、2年位したら鳥はどこかに去ってしまった。川底の土が見え、川幅も明らかに狭い。上流で水を制限してるとかいうわけでもなさそうだ。雨が降れば一時的に水量は増えるが数日すればまたしょぼい川に・・・白鷺や鴨がいて、透明な水が流れていた川はどこへいったのか・・・。白鷺も忘れた頃にやってくるが、2日もすればすぐに水量不足なのかどこかへ飛んでいってしまう。
水量はどんどん減り、ついに川底の土が見え、その土が乾燥し、草木が生えて大地となり・・・それにつれて不法投機も増加していく。河原に「不法投棄NO」という看板が立てられた。


今年の夏頃から川の水量が少し増えてきたと感じる。水量の増減があまりなく、そこそこの水量を保っているのだ。「やっと川らしくなってきた(戻ってきた)」と感じる。
そして秋。2週間位前からやっと白鷺を見かけるようになった。以前のように毎日ではないが、白鷺が戻ってきた。毎朝、通勤途中で白鷺を見かけるようになった。また下流に歩いていくと水の多いところには鴨が泳いでるのも発見。

川の水が氾濫して生活が脅かされるのも困りものだが、水がないのも人間、動物共々困りものでとつくづく思う。前は雨が降ると「ああ、今日は雨か。濡れるし寒いし嫌だな」と思っていたが、身近に川を見る生活になってから「今日は雨か。ありがたい」と思うようになってきた。水道の蛇口をひねればジャージャー水が出てくる生活が当たり前の日常。ニュースなどでダムが干上がるという話をみてもピンとこなかったが、川の水量の増減を感じて「水は雨が降ってこそのもの」と痛感する。

昔の人は「恵みの雨」といった。まさしくそのとおりだと思った。


では、そろそろ行って来ます。


  


まつもと空港存続問題2009

2009年10月03日

最近よく言われる。「ちゃるさん、まつもと空港なくなったら困るでしょ。実家札幌だから」と。確かに私の実家は札幌にありますからね。私の返答は
全然困らない。違う空港使うから」
即答です。回答終り。キョトンとしてるようですが、再度答えます。「いや、別にいらないよ、松本空港」と。

先月、国内のローカル空港の廃止が発表された中に松本空港もリストに上がったことです。そのニュースが流れてから何人かの方に言われるのが上記の言葉。ですが、私は長野県松本市に引っ越してきて丸6年が経過。松本空港の存続に疑問を抱いている一人です。
そのことについては過去、2007年廃止時に自分のブログで松本空港について書きました。(2007年3〜4月の記事)正直、2007年から私の考えは変わりません。上記の意見ということです。ただ、今回2009年に改めて持ち上がった松本空港存続問題。取り上げてみようと思います。(過去ブログは一番下記に)

先ずは松本空港関連ニュースの抜粋から。
>県交通政策課によると、08年度の空港管理費(人件費除く)は1億8405万円。このうち着陸料などで賄い切れない1億5783万円を県の一般財源から支出した。07年度は約2億円、06年度は約1億6000万円を同様に穴埋めしている。

補助がないとやっていけない空港。地方路線の多くはそうだろうとは思うが、この額には正直驚く。
そもそも松本空港は1965年7月より運営と聞く。その後ジェット化で360億を投入するも96年の搭乗率ピークを境にどんどん低迷とか。そして相次ぐ路線廃止。残ったのが大阪、福岡、札幌。あのさ・・・トータルで採算どうなってるの??

今回の廃止について一部の方達は「観光に打撃を与える」とか言ってますが、そもそも2007年に空港廃止問題が持ち上がったときに見たニュースを私は忘れられない。今でこそあれこれやっているらしいですが、そもそも一昨年の松本空港廃止が発表されてからやっと北海道へ誘致活動に力を入れたとか。(それまでしていなかったらしい)そう考えると他の路線もそうだったのだろうと想像される。そしてその結果が今回2回目の廃止論に至るのではないでしょうか。(札幌線(信州まつもと空港)2にて2007年時のニュースあり。)


財源については・・・説明は不要でしょう。数字を見てもらえれば。そもそもこの運営資金の補助金はどこからでてるものですかね。ま、どうしても維持したいなら乗りたい人が自分で賄ってくれと思うわけですよ。私は今の長野県はもっと福祉や道路など身近な物の整備が沢山必要だと感じております。一部の人の利害のための赤字空港の存続を賛同する気はないですし、観光や交通等に打撃を与えるという意見については交通面で決して陸の孤島だとは思いません。新幹線に特急もある。さらにリニアに必死。そして観光について。長野は人を呼ぶ以前に長野県全体の観光客を受け入れるソフトを整備するべきだと思いますが。県民の変なプライドと一部の信州信者にはまっぴらです。本当に松本空港を維持をする必要があるのか、その存続は長野県の将来へどの程度つながるのかが疑問。ま、リニアも同様なんですけどね。

そうですね、羽田やセントレアが遠いですか。利便性が悪いですか、そうですかー。では県やバス会社と協力して他空港までの直通バスでも出したらどうでしょうかね。週4便しかない札幌便よりも1日1回他県の空港へ連絡バスを出す等もありだと思います。(そこまでしなくていいとは思うが)利便性や県民エゴ丸出しをいい加減に捨て、今回の空港問題を真剣に考えるべきだと感じます。県民に今までの設立当初からの全てのデータをさらけ出し、今後のビジョンと試算を提示、空港存続の是非を県民に問えばいい。その上で存続意見が大きければ堂々と存続を訴えればいい。

これから長野県に本当に必要な物はなんなのか。その財源をどうするのか。問われているのではないかと思います。



 ◇搭乗率の低迷、相次ぐ路線廃止 利用者ピークの4分の1
 県営松本空港は1965年7月に供用を開始した。94年7月には総事業費約360億円を投じて滑走路を延長し、ジェット化に踏み切ったが、搭乗率の低迷と相次ぐ路線廃止にあえいでいる。
 同空港の定期便は、日航の子会社が持つ札幌、大阪、福岡の3路線が残るのみで、日航の撤退は空港の存在価値を大きく損ねる。
 ジェット化以降の利用者は96年度の26万4658人をピークに減少。95〜01年度に広島、仙台、関空、松山、高松の5路線が就航したが、不採算のため廃止。08年度の利用者は、ピークの4分の1の6万3484人に激減した。ジェット化以降の平均搭乗率も60・7%にとどまる。
 県交通政策課によると、08年度の空港管理費(人件費除く)は1億8405万円。このうち着陸料などで賄い切れない1億5783万円を県の一般財源から支出した。07年度は約2億円、06年度は約1億6000万円を同様に穴埋めしている。
 県や松本市、地元経済団体などは「空港利用促進協議会」を組織して利用促進キャンペーンを展開、早期の復便を要求してきた。だが、07年1月に日航が札幌線廃止を県に打診し、県などの反発でプロペラ機での継続に落ち着くなど、長く定期便廃止の危機にさらされてきた。


<おまけ>
・ちなみに長野県議会HPの中に長野県議会議事録検索があります。H18年の議会の発言記録を検索してて見つけました。
暇があれば読んでみればいいと思いますが、空港作って何年たってるんですかね・・・と。ま、取り上げただけえらいです。マジでそう思いますが。ココ

<2007年3〜4月過去ブログ/松本空港関連>
札幌線(信州まつもと空港)1・・・自分が空港を使わない理由
札幌線(信州まつもと空港)2・・・北海道と長野県の空港問題についての話し合い。北海道と長野で利用についての温度差が感じられます。
札幌線(信州まつもと空港)3・・・ボンバルディア機胴体着陸から思う松本空港の安全対策へ思うこと
空港の活性化への意見募集(だって)・・・そのまんま。
札幌線キャッチフレーズ募集中(だって)・・・これもそのまんまだね。
「マイカー回送」16台(まつもと空港)・・・県等が2005年に利用促進策で行った空港と自宅のマイカー回送の話。100台利用を見込んで16台しか利用されなかったとか。。。
  


信州ディスティネーションキャンペーン

2009年09月08日


突然ですが、皆さん「デスティネーションキャンペーン」(略してDC)なるものをご存知でしょうか。これはJRと各県がタイアップして観光客を呼ぼうという企画です。この企画、遡れば国鉄時代からずっとJRと各県がタイアップしてやっていました。JR利用者だと思い当たるかと思うのですが、駅構内には沢山の都道府県のポスターが貼ってあったり観光パンフレットが置いてあります。ただ、それをよくみるまでもなく・・・圧倒的に1年単位位で特定の県のポスターやチラシが多いなと思うことはありませんでしたか?あれがその年のDCキャンペーンだった年だったわけです。「そうだ〇〇(都道府県名)へ行こう」とか「週末は〇〇(都道府県名)にいます」とか。いや、たしかこの二つはどちらもDCの年だったと思ったが。

さて、何故本日DCの話をするか。いや、実はもクソもヘッタクレもないのですが来年2010年が長野県なのですよ、DC対象が。それにちなんで今年の秋には臨時列車が走ったりイベントが行われたりするようです。中央線は興味があまりないので臨時列車情報は全然手に入れる気もありませんが、パンフレットにでも載ってるかと。


ただね、このDCって馬鹿にならない。確かDC対象になった路線は臨時列車やイベントが多いせいもあるが、確かに儲けてるらしいし。DC対象になった土地も観光客増でしょ。やっぱりさ・・・JRの力って凄いよな。金のかけかた違うしね。たださ・・・いくらお偉いさんや観光業界が叫んでも、道を聞いてもよそ者に知らん振りじゃいけんですよ。 ハードじゃないって思うんでね。県民はどう思っているのやら・・・と観光に必死の街を見てて思うのでふ。

デハデハ。




「未知を歩こう信州」・・・長野県の 信州キャンペーン実行委員会事務局のHP。信州DCについて色々書いています。お出かけ情報に利用しています。
「JR東日本 長野支社」・・・臨時列車の情報などはコチラで
「アルクマ」のキャラ一覧・・・PDFです。ちなみに右の緑のクマは「アルクマ」といって今回の信州DCのキャラだそうです。頭に林檎の被り物、体は信州のロゴマークの緑ってところでしょうか。顔はかわいいと思うのですが、どうも色合いが好きになれません。。。普通に茶色のクマじゃダメだったのか??



  


御開帳1

2009年07月13日


先に書いておきます。全然真面目な話じゃありません。善光寺の御開帳のことはあまり触れていません。御開帳に絡んで思い出した個人的な記録。一応、2回か3回にわけて書いていく予定。ダラダラな呟きです。




私が北海道から引越しで長野県に住み始めたのはH15年の5月末。前回の善光寺の御開帳の終盤の頃である。
翌6月にはすぐに仕事が決まり、働き出した。その当時、他県からやってきた私に職場の大多数の人から挨拶代わりに同じような質問を沢山受けた。「今年の(H15年の)長野の善光寺の御開帳を見た?」と。残念ながら私は「御開帳」なるものが何かがわからなかった。多少は「ゼンコウジ」なる名称は聞いた事があるが・・・程度。私の返答は多くの質問者である地元民に対し「期待外れ」という事実を提供してしまったようだ。だが、こちらからすれば「単なる寺だろう。私も寺を見るのは好きだが、何故そんなにゼンコウジを見ていない事にガッカリするのかよくわからない」と思ったものだ。清水寺や東大寺のごとく有名な寺なのか?と思い、地元の友達数人に電話で聞いてみるが、北海道の友達は「なんとなく聞いた事あるけど・・・」という人も一人いたが、所詮自分と同じレベルの人たちばかりであったので理由は全く解明しなかった。
上記の質問をする人達は「チャンスがあれば是非見ておくべき」と口を揃えて言われる。だが当時の私は1,2年で北海道に戻る予定だったので「ゼンコウジのゴカイチョー?なんスか、オモシロイ??」程度で軽く聞き流して過ごして数ヶ月、誰もそんな質問もしなくなっていた。

今日の日付は平成21年7月。今年は長野県の善光寺が7年に一度の御開帳の年であった。(4.5月のみで終了)もう7年って事だよね、数えでだけど。引っ越してきた頃の「ゼンコウジ???」から現在は流石に善光寺を何度か訪れる機会があり、「ゼンコウジ」→「善光寺」と漢字表記が出来るようになったね。これは我ながら「賢い、私☆」と思っている。かなり真剣に(笑)



いかに私が何ら善光寺や長野県等の知識が無かったか。
まだ北海道に住んでいる頃の話だが、長野県松本市に観光で訪れた事がある。そのとき誰かに「松本城」と「善光寺」の長野二大観光名所(?)は「近い」と誰かに教わった記憶がある。その後、何を勘違いしたのか私の中では「松本城と善光寺は歩いて10分位」の距離という思い込みが出来上がっていた。
ちなみに長野県松本市の松本城から長野県長野市の善光寺までの車での道程をgoogleマップで算出してみる。

「松本城ー善光寺(長野)間 車で1時間49分」

少なくとも歩いて10分の距離でない事が理解できた。自分が思っていたより少し遠いようだ。
更にもう一つ。北海道ー長野間より松本城ー善光寺間は近いという事もわかった。

歩いて10分で由緒ある善光寺という寺と松本城を見れると私は真剣に思い込んでいた(哀)




次は・・・多分回向柱について書くかストラップについて書くか・・・考え中。
まぁ、ダラダラ日記です。






  


ブランド効果?

2009年04月19日

彼氏が東京から帰って来た。帰り際、JR立川駅の駅ビルに立ち寄る。その際に催事を覗いたら3.40人位の行列が1箇所に出来ていた。本人は「何か珍しいスイーツでも?」と思い、覗いたところ・・・
































ハハ、そりゃがっかりだろうな、彼氏は。一時期は毎日のように売っているお店の前を通ってたわけだし。ま、私は大笑いさせていただきましたが(笑)
どうせなら何の行列か知らずに並んでいればもっと面白かったのにと残念。


私はぶっちゃけおやきって並んでまで食べるものだと思ってないけどね。それは多分この土地を去っても。まずいとかではなく、並んでまで食べたいと思うものではないって事。やっぱりこれは一種の「信州」というブランドゆえに並ぶのだろうかと思ったり。ちなみに札幌でも時々信州のおやきがデパートに出展とかしてましたが、特に並ぶってのは見たことがなかったです。だから、正直この話を聞いてビックリ。まぁ、彼氏も「おやきに・・・」とビックリしてましたが。


話がそれますが、先日都内の友人の家族が乗鞍の休暇村に1泊、その後松本経由で帰っていきました。「近くて遠い信州」なんて言ってたけど、ナルホドネと。日帰りじゃちょっときついしね。友人曰く「遠すぎず近すぎずでよい」んだそうです。友人の家族はペットがいるので1泊が限界。そして、車で高速で数時間。そんなに遠くもありません。でも、都会とまるで違う風景。違う食べもの。都内からは山梨なら日帰りでも何とかだけど、信州は1泊は・・・というイメージみたい。1泊だと「旅行に行く」という気分にもなるらしい。日帰りでなくて「遠出した」という旅行。
信州=美味しい食べ物というイメージもあるのでしょう。そうでないと行列は考えられないなぁ・・・とふと思いましたね。札幌の催事を見てる限りは。(10年以上前、某デパートの催事に時々マネキンで入ってた事ありますが、そんなに並んでなかったです。当時の信州ブースは。申し訳ないけど)
最近、やっと宣伝と色々動き出したみたいだからね、そういう地道な効果があるのかな?それとももともと人気なのだろうか?よくわからないけど、私には面白い話でした。








<過去ブログ>
炉ばたのおやき・いろは堂(信州鬼無里)

  


車内にて/就職活動中の学生

2009年04月10日

本日、車内で向かい合わせに座った大学生らしき二人組み、まだ卸したてと思われる黒いスーツと鞄を持って私の前の席にドカッと座る。なんだか凄く横柄な人達だなと思いつつ、私はボンヤリ車窓の眺めを見ていた。

彼らは座った瞬間から就職活動についてあれこれ語っていた。二人組みは何年生かわからないが、4年?私は高卒だから大学の就職活動なんてよくしらないや。興味ももった事ないしな。ただ、まぁ、なんにせよめでたい二人であった。特に一人が傑作である。傑作君がしゃべっていた内容が本日の主な日記の内容になる。

「八じゅう2銀行が一番楽でいいよ、地元だし。東京なんかいくところじゃないね。まぁ、ほぼ受かったよ、あそこ。地元だし、やっぱり地方銀は仕事が楽だよ。」とニヤニヤしている。ほかにも何社か内定もらえるという自信がみなぎっており、その自信はどこから繰るのかさっぱりわからないのだが・・・しきりに「余裕でしょ」を連発。
他にも彼の語録としては

「J〇Lの航空会社総合職は年収800万で金がいいから受けただけ。」
「東京でなんか働けないね」
「キ〇セイ薬品はクズだ」
「NてーTコムは〇〇が受かったけど、あいつにはちょうどいいんじゃね、あんなクソ会社」


とかそんなのずっと連発していた。大きな声で会社名名指しで批判。へぇ・・・と。会社名は覚えてないが、一ついえるのは私のような高卒にはまったくご縁のない会社が彼らに対して求人募集をだしていたということだな。出てきた会社は「製薬会社系、銀行系、保険会社」関係が多かったように思う。知り合いらしき同学年に対しても兎に角批判ラッシュ。内定でた同学年と思わしき知り合いにまでダメ出ししている。
そしてマナーも最悪。走行中の列車内でいきなり携帯で電話しだして相手の就職活動の結果なんぞを聞いている。そしてそれをネタにまた・・・・


話は更に面接の内容に進む。面接で「今の日本に物申すとしたら」と問われたとかで「麻ソーはクソみたいにしゃべっといたw」と大笑い。また、彼らはスポーツはサ〇カーをやっているようで面接で「指示を出す方ですか、受ける方のポジションですか」と聞かれ「指示を出すのも受けるのも両方です。」と答えたとしたり顔。サ〇カーは就職活動に有利だとかしゃべっていたな。そうなの?第一、大卒の就職活動なんて知らないよ。
また「人生で挫折した事は?」と問われたらしく「受験で挫折した」「部活のインターハイで挫折した」と適当に答えたよとか言って高笑いなんぞしている。
面接も「余裕でしょ」を連発。しきりとこの合間に会社や他人の受かった会社に対して「俺、あの会社に受かっても嬉しくないから羨ましいともわないね」などと言っている。
後は将来の人生感も話していたな。「楽して働きたいね。旅行もいけない生活なんてダメだ。子供は慶応入れたい。」とかしゃべっていた。

要は金の桁が違うんだよな、彼らと私とじゃ。そして学歴も違う。私は高卒。いまでこそやっと年収200万こえそうだが、年収100万台のワーキングプアといわれる日々をずっと過ごしてきている。1日8時間働いても年収200万に満たない人と年収800万の人か・・・。確かに頭がよいのだろう。でも、たった4年間大学に行ったけでどうしてそんなに違うのだろうか。大学だって金がなければいけない。稼ぐために奨学金も蹴って大学を断念した人だっているのにどう違うのかなんて考えるが、これは頭からとりあえず追い払う事にする。
だが、すぐさま彼らの会話はやはり色々突込みどころ満載である。挫折が受験とかインターハイとか幸せだなと私は思わず笑いをかみ殺す。へぇ~、傑作君は「死のうと思った時期があった」そうだ。だが、その言い方、表情を見て思った。へぇ・・・幸せな人生だな、コイツと。まぁ、人によって挫折とかマイナスの基準がある。人それぞれに容量やダメージが違うからその辺りをあれこれ弄っちゃいけないのだろうけど、今回ばかりは突込みを入れたくて仕方ないのを我慢する。


なぁ、飯食えてたんだろ。旅行とか行ってたんだろ、面接の応募者が女性が多くて嬉しかったんだろ、学校行かせてもらってんだろ。家あるんだろ。そして求人があるんだろ、いまの世の中に。そして大卒という学歴あるんだろ。何を不満なんだ?そんなのは「挫折」とは呼ばない。むしろ「辛い事はあったけど、挫折ほどではない」くらい答えりゃ見直したかもしれんけどな(苦笑)


麻ソー首相の事をボロクソ言ってるが、彼らに社会人になる自覚はあるのだろうか。確かに麻ソーさんには言いたいことは山ほどある。だが、彼は「今の日本に物申すなら」といわれて首相批判か。批判が得意だからさぞ本領を発揮したであろうと思われる。


「余裕でしょ」と連発するのは確かに不安の裏返しとも取れるが、それにしてはあまりにも彼らは高飛車すぎた。顔がにやけていた。あんなに自信満々の人なんて久しぶりに見た。そして他人や企業批判。聞くに堪えない内容であり、席を立とうと思ったが車内は満席。更に立ち客。そして1時間半も立ちっぱなしは辛い。怒りと1日の歩き疲れで私はいつのまにか眠っていた。


時々目がさめる。彼らはずっと飽きもせずにそんな話をしている。夢物語や批判を繰り返している。よくまあ飽きないもんだ・・・と思いつつ、私もすぐに眠りに落ちていく。


私が下りる最寄駅まで後数分という時、列車が急ブレーキで停車した。車内アナウンスは人が見えたため、急停車したとの事。(後からわかったのですが、線路を直前横断したバカがいたそうです。本当、迷惑だ)結局、列車は20分遅れで到着したのだが、やはり彼らの罵詈雑言が始まった。「じぇいRってバカだよな。安全確認で停車してるって言うけど、一人現場に残してさっさと客を運べばいいんだよ!」と言い出す始末。列車が止まってイライラするのはわかるが、違うだろうと。安全確認の意味をわからんのか、おまえは・・・と思う。そうだよな、自分さえよければいいんだよな、こいつは・・・と思い出す。
列車が止まってる最中、彼のお母さんらしき人からお迎えの電話までかかってきたようだ。悪びれもせずに電話にでる。(列車緊急停車なので仕方ないけどね)しかし、その内容が笑った。お母さんが駅に迎えにきてくれてるそうだ。いやはや・・・なんともめでたいな。就職面接の日におっかちゃんがお迎えにきてくれるとは。「いい御身分だねぇ・・・」と嫌味の一つも言いたくなる。



そうだな、1日8時間働いても年収160万に満たない。(こっから税金やらなにやら引かれるわけだ)高卒ってだけで面接だって受けさせてもらえない。大学が高卒と偽っても世間は多めに見てくれた事件があったね。あの時、何かのアンケートで「大卒が高卒と偽るのは許せるが、高卒が大卒と偽るのはまずい」という意見が7割以上あったように記憶しているよ。(公務員試験で高校生枠に大卒が高卒と偽って試験受けてた話とかが一時期ありましたが)
ねぇ、たった数年勉強しただけで人生の年収のチャンスが大きく変わる。有利になる。そうだな、今日の彼らと出会った事はそれを改めて再認識しただけだった。


彼氏が正社員の道をつかんだ話を先日書いた。正社員になっても彼氏の年収は残業抜けば200万にまるで届かない。ボーナスは0円の会社。それは努力とか頭のよさだけで埋めれる問題ではない・・・んだよ。僻み。単にそれだけ。




旅行のためでもなくものを買うためでもなく、まして生きがいなんて仕事に感じた事もない。人からいつも見下される職場。「バイトはしごとではない」とかいう連中もいるが、私にはそれで生計を立てている。
明日を生きるために銭稼ぎをしなくては。仕事にやりがいなんてない。だれも同僚にそんな奴らはいない。
そう、私は夢を見ている暇はないのだ。


「飯が食えるから悩むんだ」
飯がなければ真っ先に飯の確保。水の確保。家族なんて何もない。誰も信じてはいけない。
久しぶりに紙に書いたよ。飯が食えるから悩むって書いたサ。

涙が出てきた。なんでかわからんな、自分でも。それでも悩む、自分。
アホクサ。











  


盆の習慣

2008年08月14日

北海道から長野にやってきて色々と知らない事が多いと改めて思う。文化や風習、食べ物など全般において。ただいま、期間はお盆といわれる季節である。よって盆にちなんだネタでも書いてみようかと思う。

北海道でお盆といえば・・・墓参り位しか覚えがない。よく、家の前で火を炊いてたり、川に船を浮かべたり、なにかを流したり・・・という風習をTVで時々みかけるが、私自身は全くそのような経験もないし、見た事もない。周囲に聞いても同様だ。
まず、長野に来てきゅうりとナスで馬と牛を作ると聞いて「ほぉ~」と。精霊馬っていうのでしたか、ナスで牛を、きゅうりで馬でしたか。北海道にいる頃「きゅうりが馬に乗って早く、牛がゆっくり帰るように」と聞いた事もあるが、聞いた瞬間に忘れ、いつも「きゅうりとなすってどっちが先なんだっけ?どっちがどんな意味だっけ?」と何かの話題に上がると一瞬悩むネタであった。
これも北海道で誰一人聞いた事がなかった。(ネットで北海道から・・・と記載ありますが、私が知ってる地域では知らないな。あるとすれば道南だろうか?)
なすときゅうりは多分置き順があるのだろうね。右が馬と牛とか。ただ、これを逆に置いたら・・・ハハ、ご先祖様に怒られるか(苦笑)


あと「しらかんば(かんばの皮)」なるものが毎年この時期になるとスーパーで売っている。っつうか・・・これ、北海道では「しらかば(白樺)」とよんでいる。「しらかんば」とは呼ばない。初耳だった。だが、もっと不思議だったのが、何故皮だけを売っているのか。更に近所のスーパーでは野菜コーナーの隅とかに置いてある。私が一生懸命考えた結果は

「肉や魚の燻製を作るさい、
風味付けでシラカンバを燃やすんだ!!!賢い、私www」



と数年間思いつづけていただが、近年、「迎え盆の時に先祖を迎える為に燃やすのがシラカンバ(白樺)」と知る。シラカンバを燃やす習慣は信越地方近辺だけのようだとココに記載しておきたい。
いや、別にいいわけではない・・・ああ、いい訳でないさ・・・・。(ついでに、白樺の木を焚き木に入れるのも私は好きだ。)


まったくもって盆一つとっても知らないことだらけだと痛感するよ、ふぅ。  


長野県のメルマガ

2008年07月16日

長野県が「週間信州」というメルマガを発行するそうだ。登録無料。メルマガのターゲットは県民というより、県外在住の県出身者や信州に興味がある人との事だが、私も他県から引っ越してきたが知らないことが沢山ある。(地名も全然読めないし)
試しに登録してみた。まだ創刊0号なので評価がどうこうというのはないが、企画自体は面白いと思うよ。もう、待ってても観光客も来ない時代に突入しつつあるだろうし。よくあるバスツアーとかの「松本城コースと大王わさび農場コース」とかのありきたりだけではなく、リピートさせる為のワンステップ上の観光案内とか、そんなのがあってもいいだろうし。


「その土地に昔から住んでる人達は観光客なんて本当は来て欲しくない」
地元の方数名から聞いた事がある。そう言う意見もある。これは長野に限った事ではない。逆にどんどん知って欲しいという人達もいる。その理由は県にお金が落ちるという理由であったり、または単純に自分の土地を好きになって欲しいという理由などがあるだろう。
ただ、いえるのはどんどん人を呼べば自然も壊れていく。
だが県にお金がないと何も出来ない。


個人的な意見としては外部の風を入れるのには賛成なんだけどね、私は。自分が県外出身者だからというのもあるけど。理由はまたいづれ。



・登録はHP  


届きました!(ナガブロ1周年記念企画プレゼント)

2008年07月13日


ナガブロ1周年記念企画プレゼントでプレゼントを頂いた。松本市のツボ押しの「倉田屋」さんの40分無料券。ツボ押しメインらしくて。最近気になっていたお店だけに当選がとても嬉しいです♪
ナガブロさん及び倉田屋さんありがとうございます。近いうちに早速行ってみようと思います。いったら記事UPしますね☆

倉田屋 HP
・過去ブログ: 「ナガブロで綴る事」  


南信州

2008年07月05日

本日、あくまでノー天気に県外にいた頃の感覚でなんとなく南信州方面。とくに飯田について憧れていた頃の感覚で・・・記載。


県外向けの企画の話のようなのだが・・・南信州には田舎暮らしの「語りスト」なる人がいるそうだ。
「語りスト」
「南信州で田舎暮らし」というより私は「北海道で田舎暮らし」をしていたので、ピンと来ないが・・・その、東京と北海道だと遠すぎるが、信州と東京や大阪だと陸続きだからね。田舎暮らしに憧れる人には程よい距離感があるのではないだろうか。
(実際に暮らしてみるというのはとてつもなく絶筆しがたい苦労も有る。私は北海道に住みたいという人には「まず一冬すんでみろという。これは雪国の人なら同じ事を思うのではないだろうか?)


いま、信州に移住が流行っているからね。県内あちこちで農業のワーキングホリデーを行っているが、私が見聞きするには飯田のワーキングホリデーがよく宣伝してるように思う。私が真っ先に信州の農業体験で情報をえたのは飯田のワーキングホリデーだった。これについては過去「長野県内であちこち募集してる」という地元民の意見もあったが、私からすれば宣伝しててもよそ者の耳に入らないのであれば「県内向け宣伝」としか捉えていない。(個人的にみてて思う事。長野は「宣伝」という面で非常に下手だと色々思うことが有る。看板を出せば良いだけじゃないだろうと思うのだが・・・。最近、少しづつ静から動へかわろうとしてるみたいだが)
ワーキングホリデー飯田



個人的に 「南信州」方面へドライブというのは好きだ。南アルプスと中央アルプスに挟まれた土地。私の好きな天竜川が流れている。天竜川では名産の「ざざむし漁」も行われる。これも一度は見てみたい光景だ。
天竜川といえば下流に行けばいくほどなんとも言えない素晴らしいたたずまいだが、「暴れ川」「暴れ天竜」等といわれると聞いてなるほどとも思う。間違っても雨の日にいこうなんて思わない。だが、天竜川には「自我がある」と私は勝手に思っている。なんだろう、自らの意思を主張する川が天竜川なのだ。多くの川をみてきたが、天竜川はかなり印象に残る川である。
あと、南信州の「市田柿」なんか最高に美味い!秋になると柿の木がたわわに実る光景がなんとも信州らしいと勝手に思っている。また、飯田市は自転車ロードレース「ツアー・オブ・ジャパン」の南信州ステージでも山岳コースを走るんでしょ。体力ないけど、そんな経験もしてみたいねぇ。。。
そう考えると、南信州方面にまたいきたくなったな・・・田舎暮らしの「語りスト」のお話を聞くのもわるくはない。










  


水害

2008年06月19日

なんとなくダラダラと。一応タイトルつけてみたけど。。。本当雑記。


明日からの週間天気予報をみると毎日雨。1週間ずっと傘マーク。東北と北陸が梅雨入りだそうでして…。ってか、長野は6月2日に梅雨宣言されたけど、ずっと「空梅雨」だったからねぇ…。やっぱり梅雨は避けれなかったかと。



この時期になると毎年災害が発生する。どれだけ科学が進歩しようとも被害は減ったとはいえ0ではない。
水害といえば私がこの5年で長野で印象深かったのは諏訪と岡谷の水害、そしてJR東海の路線の線路陥没でしたか。ほかにもあったと思うのだけど印象に残ったのを挙げてみた。

実は知り合いが諏訪湖の近辺に住んでいる。諏訪湖が氾濫した時、床上浸水になったそうだ。幸い2F建ての建物なので2Fで生活していたが、その方が当時の写真をブログに乗せていた。唖然とした。土砂だらけである。
後日、地元のその方とお会いした際、水害の話になった。その方曰く「諏訪湖の氾濫は人災だ」と断言。数年前に諏訪湖が氾濫した時の知事が経費削減の為に土砂を救い上げなかった為に起きたものだという。
真偽は私にはわからないが、安全対策と金銭の折り合いってのは難しいもんだと感じた。
水害レポート2006  国土交通省・・・諏訪の水害の写真あり



あと、飯田線の天竜峡行きの普通列車が転覆して3M下に落下した事故。あれも台風による水害だったと記憶する。これはJR東海が辰野町に6300万円の損害賠償請求をしている。
たしかこのときの台風で岡谷が土砂流で大変な事になっていたと思った。
なんにせよ、やはりここでも人命と多くの建物や道路、線路等が被害を被っている。
msn 産経ニュース



「安全に関しては金に糸目をつけるな」とはいうけど、現実にはお金に限りあるわけで。多分、多数の人が安くて安全を求めるわけで。長野以外にも水害(に限らずだけど)みていると、やはりあとから必ず反省点というのが出てくる。そしていいわけのように「予算がなかった」と。そんなのを見るとさ、「複雑な気持ち」になるわけです。
まぁね、御伽噺のように打ち出の小槌がありゃあいいけどさ・・・その辺りの兼ね合いってのが難しいだろうね。まぁ、行政に言いたい事は沢山あるけど、そう言うのはちょっと横に置いておく。


もし仮に・・・だ。
(「仮に」というのがいかに無駄な議論であるかというのはあるが。)
仮に・・・「お金を湯水のように使えたら水害は防げるか」とちょっと考えてみた。答えは「否」。多分、水害を100%防ぐのは無理だろうと。仮にその地域の水害は防げるかもしれないが、結局何処かに回りまわって他地域なりに出るのではないかと思う。漠然としたものだけど。理論に何ら基づいていないけど。そう思う。
そう考えるとお金を安全対策の為にどの程度つぎ込むのかと。


ムツカシイヨナァ・・・