鯉の甘露煮

2011年11月01日

 ちゃる at 16:08 | Comments(8) | 長野と食物
タイトル通りの雑談。

長野県佐久市ですかね、鯉といえば。
長野にやってきて生れてはじめて食したものの一つに「鯉の甘露煮」がある。初めて食べた時の感想は
金目鯛の煮付けよりも「甘!甘!甘!!超甘甘しょっぱい!」と驚く。だが、何故かビールと合うのが不思議であった。


鯉は「泥臭い」「骨が刺さりやすく危険」とよく聞くが、私は鯉は今のところ平気。いまでも半額とかになっていたらついつい買ってしまう。(だってさ、1切れ500円とかするから半額の時しか買えない)確かにダメな人の気持ちも何となく理解できる。だが、どんな食べ物だって好き嫌いはあるしね。後、懸念される骨についてはまだ刺さった事がない。怖さを知らないんだな、私は。鯉の骨は本当苦しいらしいね。刺さると。それが怖くて食べれないという人もいたし。そんなに言われるとどれだけ痛いのだろうか?と思う。そこで「勇気を出し、生死を賭し勇敢に骨を喉に刺してみよう♪」なんて一瞬考え・・・・・・・・ない。考える筈もない。は間違っても骨をさしてみようなんて思わない。期待した人、スマン。
何故なら過去にイサキの骨が喉に突き刺さり散々な目にあったからだ。



この鯉の甘露煮は真空パックでお土産店でも見かけるので、お土産としても鯉が好きな方にはありだろうね。ただ、魚好きだから・・・といって誰かれにでもあげるのはどうかとは思う品の一つ。


私が甘露煮を買う時は煮付けになってパックに入ってるものを買います。自分で鯉の甘露煮を作ってみようとレシピをちょっと調べたがあっさり挫折。だって猛烈に面倒くさいんだもん。圧力鍋ですら1時間以上煮れとかさ。どんだけ煮込むんだよっと。煮魚では一番煮込む魚でないの?
ま、1,2切れを食べる為にわざわざ・・・なんですよね、はぃ。

ところで。。。
鯉の切り身(生)を時々スーパーで見かけます。あの生の切り身を見ると確かに「鯉は食べるべきものでない」と断言する人の気持ちもわからないでもない。何がってさ、血の色が魚や肉の色ではないんだよね。いや、別に血の色が緑とか青なんていわないよ。ちゃんと赤い血。ただ、その・・・色があまりに鮮やか過ぎて初めて見た時はびっくりした。魚を平気でさばく(分解?)私でも鯉の切り身から流れる血を初めて見た時は少々引いた。あの鮮やかな赤黒さは肉、魚ではあんまりみかけないよね。。。解体でもする時は別だが。


ま、そんな事を書きつつ、鯉の甘露煮、鯉のあらいが大好きな私でした♪


鯉の甘露煮




鯉の効用~鯉を食べて健康になろう~より・・・鯉は肝臓や腎臓を守ったり、血液をサラサラにしたり、腰痛や関節の痛みを楽にしたり、更には二日酔い予防にもなるらしい(笑)これ以外にも沢山の効能があるようです。鯉の好き嫌いは別として一読をオススメ。へぇ~と驚きました。効能の多さに。





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この記事へのコメント
小学校の頃、理科の時間で鯉の解剖をやりましたよ。うちの子はやってないと思いますが、私の子供の頃は一大イベントでした。
あと鯉料理といえば「鯉こく」。用は鯉の味噌汁です。(ちょっと甘めかな?)
出産後に飲むとお乳の出が良くなるという噂です。
Posted by A6 at 2011年11月02日 07:58
私も今はほとんど食べませんが、お正月は鯉こくでした。
A6さんおっしゃるように、母乳の出はハンパないです。
我が家は実証済みです(笑)
Posted by がんじい at 2011年11月02日 19:13
>小学校の頃、理科の時間で鯉の解剖をやりましたよ。

魚の捌き方でなくて理科の解剖ってのがなんだか驚き。
鯉大きいですからね、確かに一大イベントだったと思います。そりゃ、印象に残りそうです@@;

鯉こくはまだ食べた事ないんです。「鯉のあらい」は大好きなんですが。鯉こくも是非一度食べてみたいんですが、自分の家で作る気にもなれず…かな。かと言ってお店でもあまり出してないですしね。なかなか食べる機会がありません。

鯉って本当色々な効能があるそうですね。今回コメントをくれたがんじいさん情報によると母乳の出はすごいらしいですな。いや、ピンとこないけど…

でも、やっぱりちょっと味は独特ですよね。私は好きだけど^^;
Posted by ちゃるちゃる at 2011年11月02日 22:36
>がんじいさん

>お正月は鯉こくでした。

鯉は長野に来て初めて食べた魚の一つです。確か初めて食べたのは「鯉のあらい」だったと思いました。いまでも鯉のあらいが大好きです。ただ、鯉こくは残念ながらまだ食べた事がないんです。一度食べてみたいのですが。


>我が家は実証済みです(笑)

ちなみにお乳の味は変わるんですかね?その辺りの検証結果も伺いたいところで・・・(違爆)

魚をたべて母乳の出が良くなる。不思議な魚ですよね、鯉って。もっと見直されていいと思うんですがねぇ。。。鯉を食べる習慣。
Posted by ちゃるちゃる at 2011年11月02日 22:39
 こんにちは。
 以前、「コスモスの笑顔が揺れる・・・」の件でコメントさせていただいたことがあります。
   
 鯉の甘露煮を圧力鍋で作る場合、糖分などが排気口にかかってこびりつくと鍋圧が高まりすぎて危険なので、「下ごしらえ」だけ圧力をかけてするのが正解との説もあります。それとはまた別に、我が家では「鍋の後始末が大変」状態になってしまって、その後は再トライしていません(笑)。家で鯉を食べるときは「甘めの煮付け」です。
   
 これから煮魚が合う季節になり、カレイやスケソウダラの煮付け(後者は味噌プラス醤油)も楽しみですが、久しぶりに鯉も食べたくなりました。
   
 イサキの骨は鍛冶屋も殺す、という言葉がありますね(言葉の由来は複数説あり)。喉には刺さらなかったものの、しかし、飲み込んでしまったことはあります(あっ、と思ったときには喉を通って胃に落ちてしまいました)。
Posted by クラシカルな某 at 2011年11月03日 13:19
私は母乳を飲んでいないので、味はわかりません(笑)
ちなみに餅でも母乳の出がよくなるようです。
Posted by がんじい at 2011年11月05日 13:49
>クラシカルな某さん

再コメントありがとうございます。コメントいただけたのが嬉しく、お名前をしっかり覚えております。

鯉って色々厄介なんですね、調理とその後片づけが。そうでなくても下ごしらえが大変そうなのに・・・。普段惣菜系はあまり買わずに作るようにしてますが、今回ばかりは素直にスーパーで買い続ける事にします(苦笑)


>これから煮魚が合う季節になり、カレイやスケソウダラの煮付け(後者は味噌プラス醤油)も楽しみですが

本当、煮魚が恋しい季節になってきました。カレイ大好きです♪また、個人的には黒ソイと生ホッケを煮つけるのも好きです。
スケソウダラの味噌+醤油は美味しそうですね。今年はそちらも試してみたいと思います。(食べ物だけは努力するんですよね、自分)

>イサキの骨は鍛冶屋も殺す

骨の危険があるのに食べてしまう。かと言って、骨なし魚は食べる気になれませんしね。イサキの骨で病院まで行ったにもかかわらず、性懲りもなくイサキをよく食べております(苦笑)

お互い骨を飲みこむも生きててよかったですよね(笑)
Posted by ちゃるちゃる at 2011年11月06日 10:49
>がんじいさん

>ちなみに餅でも母乳の出がよくなるようです。

へっ、餅ですか。いや、意外な食べ物に意外な効能があるんですね。面白い!
Posted by ちゃるちゃる at 2011年11月06日 10:50
 
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