長野まであるお店のランチが食べたくて訪れた。ここだ!と入ったら隣の店だった・・・・(呆)
水とおしぼりを運んでもらってから「間違えました」といって退店する勇気はない小市民。しかたなくメニューの中から選ぶ事にしたのだが・・・。やはりあの時、店を出ればよかったととてつもなく大きな後悔をする。いまでもあの音が耳にこびりついて離れない・・・。
少し話が逸れる。
どうしても許せない事がある。クチャクチャ クチャクチャと終始音をだして食事をする人だ。
鼻を噛む、屁をする、トイレに立つのはいい。生理的に仕方ない事。また、ナイフとフォークでカチャカチャ音がするのもワザとなら別だが、不慣れなだけの話だけではないかと思う。
しかし先に書いたクチャクチャ音だけはどうにも許せない。(口がしまらないなど何から身体的理由は別とする)
話を元に戻す。
今日、カフェでカウンター1席に通されて座る。入り口の壁ちかく。満席だった。私の横には見知らぬ年配の男性。この男性が兎に角、私にとって苦痛の元凶だった。
一人で「ああ、焼くのか」「この店の内装は今流行りか」などと隣にいる私に話しかけてる?ような声のトーンで独り言。また、カウンターの前が壁だかキョロキョロとどうも今一つ落ち着きがない。
ほどなくして男性の元にスプーンとフォークを店員が持ってきた。その隙に男性が店員に「さっきのアクセサリーの話だが、前の店はギャラリーだった。しかしアクセサリーなどを置かずに営業、需要を欠いて店が潰れた」的な事を店員にいきなり言いだした。この時時刻は昼の12時後半、小さい店とはいえ満席。しかし男性は店員の返事を待たず、周囲の状況などお構いなく続ける。「アクセサリーはシルバーでそんなに高くないから絶対に置いた方がいいですよ」という。ここで店員が「すみません、うちはそんな需要はあまり。。。(困った感じ)」「いや、この通りなら絶対置いた方がよい」「うちは高いものは売れませんから・・・」「シルバーで安いよ。1万から1万5千円位がメインだ。銀座などでもうちの商品は扱っている本物だ」などとベラベラ巻くしたてていた矢先、店員が突然去った。多分、奥の調理場のカウンターをみたら料理が出来上がっているからだろう。
その後、料理をもって店員は男性の元に再びやってきた。男性はドリアを頼んだらしいのだが、どうもドリアを見るのも食べるのも初めてなのか「これはおかゆか?」と料理の質問していた。
その後、私の注文品のアボガドとえびの料理もほどなくして運ばれてくる。まぁ、この食べ物自体がマヨネーズの味が強すぎてちょっと醤油でももらおうかな…なんて思ってたのだが。(マヨネーズに醤油をかけるとマヨネーズくさがなくなるから)
ふと気がつくと、どうもさっきから変な音が横から聞こえてくる。クチャクチャクチャクチャ・・・・と。いやな予感がしたが、気にしないでひたすら丼を大急ぎでかきこむように食べたのだがやはりクチャクチャクチャクチャとかなり大きな音がしている。私の隣の女性も不思議そうな顔をしてある方向を見ている。
そう、私の隣にいる男性が大きな音を立ててクチャクチャと食べているのだ。。。
あんなに大きな音をどうすれば立てれるのかという位のクチャクチャという音。本人は気にならないのだろうか。
会話からしてアクセサリーのセールスなのだろうか。しかし12時の昼時、ランチタイムメニューを外にデカデカと掲げている店にセールスに来てるのだろうか。それとも、偶然入っただけか知らないが、前の店の話を持ち出して「アクセサリーなどを置かずに営業、需要を欠いて店が潰れた」という事など会話の内容自体が非常識に感じた。
さらにクチャクチャ音。正直、この丼がマヨネーズだらけで辟易していたのもあり、少々具合悪くなりかけていたのだが・・・。このクチャクチャ音、自分がアボガドを食べてる音に重なって最初は自分ではないのだろうかと思ったほどだ。
隣の男性は私に「それは冷たい食べ物か?」と聞くので「そうだ」と振り向きもせずに私は答えたら1人で「まさか焼くとは・・・熱くて中々食べれない。これは冬の食べ物だ」とブツブツ言っていたが、無視して私は丼をとにかく残すのは嫌なので丼を口にあて、箸でガーーーーーと飯をかきこんだ。とにかくその場を早く逃げ出したかった。
店をでて、外の空気を思いっきり吸った。
そうだね、冷静に考えれば熱くてハフハフ食べるのがその人はクチャクチャという音になってしまったのかもしれない。しかしあの音がしょっちゅう聞こえていたのはかなり耐えがたい苦痛の時間であった。
なんだか色々駄目な日らしい。
間違った店をでたあと、折角列車で1時間半かけてやってきたのだから、本来の目的のお店であとでもう一度口直しにランチを食べようと思い、隣の店へ行ったら「9月から月曜定休に変わりました」との貼り紙が貼ってある。ちなみに今日は9月5日(月)だ。
先日も18きっぷでダメダメオンパレードであった。今日もどうやらそんな日らしい。
肩を落とし、店を後にした。
その後、途中でみかけた洋服屋の店頭で気になるTシャツがあったのだが、見当たらない。外にだしてあったが、空模様が怪しいから店の中に入れたのかな・・・と思って店内に入るも、いらっしゃいませの一言もない。確かにさ、服の系統が違うから珍しい人がきたと思われたかもしれないけど・・・ずっと目で私を追ってるのはわかるが、いらっしゃいませ位はないの?と。こんな店で買い物はしたくないとすぐに店を後にした。
本当は予定ではケーキを食べて帰る予定だったが、喉元がマヨネーズでウニョウニョ、そして胸やけ状態でケーキも断念。駅そばを食べて帰ってきた。(ここでもため息をつくがこれはまた後日。まぁ、こういう日だから気になった程度の事なのだが)
正直、列車が遅れずにすんなり到着してほっとしたよ、本当。。。
駄目だね、本当。一つ嫌な事があるとひきづって他の事も細かい事が気になる。
こういう日は家でゆっくりしたいが、どうしても明日必要な物の買い物に行かなくてはいけない。長野で買ってくる予定だっただ、何処で売ってるかわからなかったし、探す気分でもなかったので。。。
いま、顔がこわばっていた。
口の両端を左右に外側にひっぱりつつ上にあげる。こすると目も自然と上にあがっていく。顔の筋肉がほぐれる。
笑顔を振りまく必要はないし、笑顔で福がよってくるなんて微塵も思ってない。しかし、顔がこうちょくしてるよりは自分の気分は楽だ。
買い物行って気晴らししてこよう。(本当は痛い出費なんだが)
ふぅ。
追伸
舌打ちもまざった音かもしれない。