雑談(お店と音楽)
思った事をダラダラと。
去年、ある方と食事をした時に「音楽がガンガンかかっているお店は苦手」という事を仰っていた。というか、「音楽がかかっていない店がいい」という話になり・・・。
「店内で音楽がかかっていない店ねぇ」とハタと困ってしまう。「音楽がうるさい店」なら印象がどうであれ浮かぶのだが
「音楽がかかっていない店」となると。。。鹿威しの音がとてもよく似合いそうな京都や赤坂の料亭等が浮かぶ。
注:管理人は京都も赤坂もススキノも人生で「高級料亭」なんていった事ないさ。ハッハッハ!
過去、スピーカーの前や近くの座を案内されるはいいが、音の大きさに閉口して席を移ったり食事を慌てて終えて退散した事が何度もある。(または自分が適当に座ったら1人目の客だったのか、音楽をかけ始める。それがスピーカーの前でうるさくてボリュームを下げてもらった事もある)他には入店した時は気がつかず、いざ座って水を一口飲むと意外に店内が騒がしいと気がつく事も時折ある。
音楽が全くないのもさみしいと感じる店もあるが、音楽の種類によっても疲れてしまったり、または音量問題など「音楽を流すか否か」でお店の印象は大きく変わると素人ながら改めて気がついた事であった。そして店を選ぶ基準も本当に人それぞれだと改めて気がつく。
しかしなぁ・・・。音楽は流れておらずワイワイガヤガヤではなく、静かに食事を楽しめる店。(それもお値段手頃で美味しい)んー・・・やっぱりパッと浮かばん。
以前、友達と夕飯を共にした。そのお店は薄暗い照明のお店でテーブル6席位の単位を壁で完全に仕切っていた。厨房などの音は一切聞こえない。扉をつけたら完全な一つの部屋である。お店に入って席に通された時は気がつかなかったが、友人がトイレで席を立つと広い薄暗い少し肌寒い部屋に一人。回りは一切音がないに等しい。音楽も厨房の音も、他の客の声も聞こえない(月曜日でガラガラだった)なんだか、急にテンションが下がった覚えがある。
本当は人の気配でもあれば「ちょっとカジュアルだけどちょっとお洒落な雰囲気で洋食を・・・」なんてお店なんだろうが、人もいない、一つのがらんとした部屋、音楽なし、照明暗目・・・の見知らぬ空間に一人取り残されるのは何とも侘しい。そして目の前には食べ終わった皿。
あの時だけは「音楽一つでも流れてたら違うのだろうな・・・」と感じた時でした。
個人的には音楽がない店の方が好きだ。別に音楽かかってる店を否定するわけではないのだが、時折適当な有線や店主の趣味と思われる音楽と店の雰囲気がまるで合っていないお店に出会ってしまうと「イタタタ・・・」と思ったりもする。
音楽一つとっても、空間?の演出は難しですな。。。
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