駅弁かいじ/山梨キャンペーン関連

ちゃる

2011年09月20日 00:09

久しぶりに駅弁やりますか。基本、駅弁マニア・・・でもないんだけどな、何故か食べたりしてるわけで。




「駅弁かいじ」 1000円

山梨県北杜市小淵沢町
株式会社 丸政


何度か取り上げている山梨の丸政ですね、作っているのは。
ちなみにこのパッケージ、見覚えある方も多いのでは?そうです。「特急 かいじ」「特急 あずさ」の車体のデザインが駅弁のパッケージ。まんまですな(笑)
この駅弁、2011年9月~11月の山梨キャンペーン(山梨県とJRで行う)にちなんで作られた駅弁らしいです。

<参考>
中央線小淵沢駅ふもとの駅弁丸政 まるさんのブログ




ワインビーフのすき焼き風/甲州名物 貝の炊き込みご飯/田舎煮(里芋・人参・ごぼう・きぬさや)/巨峰寒天餅/ほうとう団子(くるみ味噌添え)/マスの西京焼き/武田漬け/甲州とりもつ煮

容器と駅弁は富士山と富士五湖をイメージしたようです。



裏側。特急かいじについて簡単な説明がされています。


お品書きを見て思ったのは「山梨の新旧の食材を詰め込んだ」という印象です。ぶどう(寒天餅)、武田漬け、貝、ほうとう等の昔ながらの知名度のある食材、そして比較的新しい鳥もつ煮、ワインビーフの組み合わせ。これだけ詰まっていれば何かしら山梨が浮かびやすいと思います。
ちなみに味ですが、丸政の味ですかね。なかなか悪くないと思います。ただ、詰め込んだだけではなく「食べやすさ(箸でつまむ一口サイズ)」や味のバランス、満足感もそれなりにあります。


後、個人的な覚書兼ねて・・・
過去に「とりもつ煮」が入ってる弁当は食べた覚えがない。(砂肝は別)これはB1グランプリの影響だろうが、やはり今の山梨のイメージの一つに「鳥もつ」は欠かせないものになりつつあるだろうから、やはりこのあたりは新しいものやイメージを取り入れてる感じだし、容器もイメージを大事にしているのがわかる。(容器はこの会社の駅弁「風林火山」弁当でも武田菱の形を使っている等の工夫をしているのが面白い。この駅弁の中身は過去ブログ→甲州美味いもの合戦  風林火山参照のこと)


超個人的な覚書兼ねて・・・
お品書き見て思った事。「特に目新しいものはない」だった。知らない人からすれば楽しめる駅弁だろうが、丸政の駅弁を半数以上食べてる自分としては大半のおかずが「見た事ある品」だった事に少々ガッカリな気持ちもある。しかし、コスト等を考えればいたしかたない事なのだろうし、山梨キャンペーンの駅弁としてはパッケージ、ごはんやおかず、味など相変わらず丸政の駅弁は相変わらず進化してるのだと常々思うし、これからも注目していきたい駅弁屋の一つ。
あと、「甲州名物 貝の炊き込みご飯」や「巨峰寒天餅」は数年前まであった籐籠に入っていたアワビの炊き込みご飯の駅弁を思い出した。あれ、もう売ってないのですかね。

今住んでいる長野県に隣接した県で気になる駅弁屋は上記山梨の丸政(元気甲斐が有名だが、色々な郷土色を反映した弁当を出してる)、新潟県新潟駅・新津駅の三進軒(「えび千両」と「SL浪漫」が好きだな。SL浪漫はワクワクするのだ。)、群馬のたかべん(だるま弁当が有名)あたりの駅弁割と好きです。

はっきり言って、駅弁は決して安くない。まして駅にキヨスクがあってコンビニがあってデパ地下があって・・・そんな誘惑にもまけず、楽しませててくれる駅弁というのは数少なくなった。というか、需要が変わって駅弁そのものも変わっているというのが正しいのだろうか。
だが、私の中で駅弁とは「その土地の名物と土地をイメージさせる小さな箱」だと思っています。


デハデハ。



<過去ブログ 山梨/丸政関係>
山賊そばと馬肉そば(JR小淵沢駅 丸政)
元気甲斐
甲州美味いもの合戦  風林火山
2010年御柱祭弁当
らーめん四代目丸政

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