「あんぼ」という食べ物(米粉おやき)/信州栄村 田舎工房
名 称 :米粉おやき(みにあんぼ)
製造者:信州栄村 田舎工房 (長野県上水内郡栄村)
値段忘れた。。。
「枝豆クリーム」「黒ゴマくるみ」「あんず」の3種類セットで購入。
んー。。。「あんぼ」ってなんぞや??と思った時には財布を出していた(笑)とりあえず疑問は食えば解決するだろう・・・という事で「はじめての食べもの」にワクワクしながら持ち帰る。
早速食べてみよう。
ふむ。。。ええと。。。米粉をいれた普通の「おやき」に近いものかと思ったが、こりゃ「餅」だよ、「餅菓子」に近いと思う。伸びない餅。ってか今まで長野県で食べた「おやき」とは皮の食感からしてまったく違う。正直、これを「米粉のおやき」という表現されると、おやきのイメージで食べて「えっ??」となりかねない。というか、多分多くの人はなると思う。
ただ、味はなかなか美味しいよ。メインの品を生地に練りこんでるので中の餡と外皮が一体化してる。また封を切ると香りがふわっと漂い、味も全体的にすっきりと甘さ控えめで素材の味を生かしてて中々美味い。私でも3,4個食べれた。添加物も余計な物を入れてないようだし、後口も悪くない。
ちなみに「杏」は杏を裏ごししたものにりんご果汁を加えたものっぽい(原材料にりんご果汁と書いてる)この、爽やかさがいいね。杏好きとしては嬉しい。「黒ゴマくるみ」は胡麻入りの生地、餡子とくるみがゴロゴロ入った品。シンプルながらいいね。「枝豆クリーム」これが一番香りがよかった。生クリームを混ぜて食べやすくスイーツ仕立てにしてある。
和と洋と地元の味をうまく組み合わせたという感じだろうか。今日食べた3種類は値段次第ではまた食べたいなと思うし、手土産なんかにも使ってみたいと思う。(野菜と一緒に買ったから値段わからないのだ)
「あんぼ」という食べ物は長野県の栄村、新潟県の一部の地域で作っている郷土食らしい。作り方は米粉を練った生地に野菜や餡を包んで熱を加えて完成というシンプルな物。昔は各家庭でも作っていたらしい。そんな中「あんぼで村おこししてみよう!」と村内外のイベントに持ち込むも、知名度がなかったせいかあまり売れなかったようである・・・( ´,_ゝ`) ザンネン
※詳細記事はコチラ・・・
「あんぼ」特産品に 栄村と新潟の住民が連携
個人的には応援したい。そして「おやき」という名称を使わずに「あんぼ」で知名度を確立して是非頑張ってほしいと思う。折角「長野県は栄村(だけ?)」の郷土食なわけだし、これは最初にも書いたとおり「おやき」のイメージではなかったという事。具を包むというのは確かににてるけど、食感とかは別路線だと思う。
また、皮も具も杏を使ったり、生クリームを使ったり、餡とくるみと胡麻もよくある組み合わせだけどバランスが好きだった。そういう独自色もあるのだから、是非「あんぼ」という名前でもっと売れていってほしいと思う品でした。
<参考>
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「あんぼ」特産品に 栄村と新潟の住民が連携・・・信州 Live On
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栄村の伝統食 あんぼ(あっぽ)・・・遊楽ながの
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長野県 栄村 物産・特産・・・「あんぼ」「おやき」と別々に紹介されてます。
「米粉おやき(あんぼ)」と書いてある。この「あんぼ」という意味がわからなくて調べてみた。
新潟県湯沢町HP
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